ジムニーに乗る時は座面に対して垂直に座るのがセオリーらしい。車が前後左右に傾いでも車体に垂直に座ると良いらしい。

乗り方を失敗するとジムニーは転倒する

 私はJB64ジムニー XC 5MT ピュアホワイトパールを注文し、1年4か月後に納車され今に至っている。

なぜピュアホワイトパールを選択したか。

それはジムニーは転倒しやすいイメージがあり、また実際に転倒しやすい車であるからだ。

つまり転倒した際に、ちょっとでも塗装の膜が厚めの白系を選択しただけのこと。

グレードはXCと決めていたので、車体色はホワイトが設定されていなく、ピュアホワイトパールしかないので選択の余地なく車体色は決めた。

つまりジムニーは転倒するのである。

某県の山間部ではジムニーは転倒するので乗らないという人が多い地域もあるらしい。

ではどのくらい傾けると転倒するのか。

これまでジムニーに乗ったことが無く転倒させたことがないので分からないのである。

荷物の積み方やキャリアーなどによって重心の高さや位置も1台1台異なるので、一概には決まらないと思うが、だいたいこの辺というポイントはあると想像する。

 

そこでジムニー乗りは、前または後ろ あるいは 右 もしくは 左 に転倒した時に、どのくらいの傾きで転倒するのかを体に叩き込むために、車両に対して垂直に座って、車両の傾きを体に覚えさせるという苦行をすることが通例のようだ。(当社調査比です。悪しからず)

 転倒が前提になっているのが微妙ではあるが、転倒とそうではないところにはわずかな差があると思われ、その微妙な挙動を感知することによってできれば転倒しないように乗るという意味合いもあるのかもしれない。

後輪が滑り出すのもなんとなく分かるようになるアレに似ているのも知れない。


普段から転倒しそうかどうかのセンサーを鍛える

 というわけで、なるべく体がシートに垂直になるように座り、なおかつ垂直を保つようにしているが、長年の癖で体を重力に対してまっすぐ上の方向に補正することを無意識にしてしまっており実現は難しい。(鉛直のことです)

それとシートに対して垂直を保つには以外に腹筋が必要である。

今は体重が減ったので腹筋も楽に10回はできるが、ジムニーを注文した時は1回腹筋すると筋肉痛だった。

おそらくジムニーに乗ることで筋力アップと基礎代謝上昇が望め、結果的に痩せやすい体になるではないかと妄想する。

ダイエットしたい方はジムニーを注文すると幸いであるが、痩せなかったからというクレームは一切受け付けないので自己責任でお願いします。

なお、今でもジムニーに乗った2日後は左足だけ筋肉痛になる。

2日後というのが年齢を感じさせるインターバルではあるが(若ければ当日または翌日に筋肉痛になる)、左足だけというのがポイントである。

ジムニーはクラッチが以外と重い。

これまでスポーツカーを乗ってきたこともあるので苦痛とは感じないが、気が付いたら筋肉痛になっている。

YOUTUBEとか見てもクラッチが重いと言う意見は見たことがない。

皆さん鍛えていらっしゃるのかと感心してしまう。

まぁ私がジムニーに乗る場合、茨城県の中で熊が出る地域を走る可能性もかなり高く、クラッチくらいで弱音を吐いていては熊と戦うことはできない

そのために鍛える必要があるのだと言い聞かせると良い言い訳になる。


今のところはせめて転倒しないように、車の重心位置を上げないように気を付けている。

車外上部にキャリアも付けていないし(某駐車場に入れなくなる理由もある)、ハイリフトの改造もしていない。

転倒しないようにちょっとだけ気を付けているのである。

 しかし、この運転姿勢は気を付けていてもなかなか維持するのが難しい。

気を抜くと鉛直方向に無意識に姿勢を制御してしまう。

バケットシートに交換すれば椅子の形に姿勢が強制できると思うが、後部座席があること車検に通せるバケットシートが高価になることと、シートヒーターが使えなくなることがマイナスである。

 冬の北関東ではシートヒーターは一度使ったら手放せないのである。


ジムニーに乗る場合は姿勢をシートと同じにするのが目安である。

シートにぴったりと背中を付けておくのがコツのような気がするが、全くできていないのでこれからも練習してみるのである。

ジムニーの運転も常に練習が必要であり、なかなか奥が深いのである。


万が一転倒したらどうするか

 まずは体に異常がないか確認をすること。

転倒した車を元の状態(タイヤが地面に設置している状態)にできるかどうか確認し、自力で設置できる場合は緊急時用ツールなどを使ってタイヤを設置させる。

この時自動ガソリンが漏れていないかどうか確認すること。不安な場合はJAFを呼ぶこと。

自走出来ない場合やタイヤを設置させることができない場合もJAFを呼ぶこと。

JAFが現地に来れないような狭い道(林道など)の場合は、自力で大きな道まで移動してJAFに相談するか知り合いのジムニー乗りに相談するかして、大きな道路まで牽引する必要がありそうです。

 その他、林道などで転倒した場合は、周辺に熊が居る地域か確認すること。

熊の生息域の場合は、携帯電話が使える場合には車両の中から電話をすること。

 

一番重要なことです。

転倒した場合は燃料が漏れている可能性があるので、タバコを吸ったりなどの火を使う作業はしないこと。

 

傾斜メーター探したけどその辺で売ってない 

  昭和の車には付いていた傾斜メーター。平成初期でも車用の量販店で売ってました。

本日ホームセンターのカー用品のコーナーを見てきましたが、売ってないです。

楽天にはありましたが、購入したことのないお店のものしかなかったのでパス。

こういうやつです。

【360度回転】 車用 スロープメーター 車 車両 傾斜計 傾斜 スロープゲージ インジケーター メーター レベル チルト ゲージ 車傾斜計 車傾斜角度バランサ 角度計 バランサー レベル グラデーション ファインダーツール 道路安全装置 送料無

価格:1090円~
(2024/6/16 12:50時点)
感想(3件)

 階に行って芳香剤しか売ってないので気づいたけど、たぶん売ってたとして、車に付けたとしてもちゃんと見えない。

もう目が弱くなってきてるのが弱点ですね。

 

 翌日月曜にも別のホームセンターのカー用品で傾斜メーターを探してみましたが、やはり売ってませんでした。

12V用の車載炊飯器があったのにはびっくりしました。キャンプ用?なの?

 

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