【リコール 2度目】2024年1月26日リコール発表されました。ジムニーも含まれます。

JB64ジムニーの2度目の燃料ポンプリコール発表がありました

 

 本日国内の販売車両48万台のリコールが届けられました。

つまりリコールが発表されました。

DENSOの燃料ポンプに起因するリコールです。

スズキ自動車のリコール情報をリンクします。

参考情報:スズキ自動車 2024年1月26日 リコール情報「クロスビー、ジムニー、ジムニーシエラ、ソリオ、スイフト、スペーシア車いす移動車のリコールについて 

 

参考情報:消費者庁 「乗用車(スズキ クロスビー、ジムニー) - 修理」

 

ディーラーでは翌日から対応開始とのことですが、部品があればということでしょう。

この件に限らずメーカーからリコールのハガキが届きましたら、すぐにディーラーに連絡して対策をしてください。

ターボ車は燃料がなければ(薄ければ)エンジンが止まるだけでなく、エンジンブローして再起不評になる恐れもあります。

エンジンを載せ替えれば復活しますが、タービンやインタークーラーにもゴミが回りますので、補器類も込み込みで一式交換が必要になる可能性が大きいです。

 

 詳細な根本原因は、燃料ポンプのインペラー(羽)の材質に問題があり、現象としてインペラーが肥大化して燃料ポンプケースに接触し、燃料ポンプが破損などして燃料を送出する機能が一部または全て失われることです。

対策としては、燃料ポンプのインペラーの材質を変更して交換することですが、インペラーだけを交換することは現地作業ではできないため、燃料ポンプそのものを交換することになっているようです。

部品代・工賃ともに費用はメーカー持ちですので、できるだけ早めに交換をしましょう。

 

今のところ1型のみが燃料ポンプのリコール対象になっていますが、今後2型、3型と対象が広がる可能性があります。

ホンダの車両で不具合が頻発していましたが2年間対策されずに問題の部品で納車を続けたため被害が拡大しています。

どのタイミングで燃料ポンプが対策されたかで影響範囲が決まりますが、2型もリコール対象になる可能性はあります。

 

ディーラーに3型JB64ジムニーに燃料ポンプが問題のDENSO製が使われているのかを聞いてみましたが、燃料ポンプがDENSO製かどうかは分かりませんでした。

3型に乗っているのを知っていて明確な回答をしてこないということなので、3型もいづれリコールになるのかもという感触はあります。

 

メーカーに聞いてみたら分かるかもしれませんが、結果を聞いて問題が出ることが判明してもどうしようもありませんのでまだ調査はしていません。

 

SUZKIはリコールを多く出すメーカーで知られています。

それは軽微な不良であってもメーカーが責任の所在を明らかにし、責任をもって修理するということなので比較的好意的に捉えられています

気になるのは同じような不具合のリコールが繰り返して発生していること。


このリコールで他メーカーの車種ではありますが、高速道路で燃料がエンジンに届かなくなりエンストして結果、死亡事故も発生しました。

本来リコールとは重大な問題をもたらす恐れがある場合に発報されます。

台数の多少は関係なく、影響が重大かどうか。生命にかかわる可能性があるかどうか。

例えばエンジンが掛からない場合は、車が停止中であっても車の中の温度を適正に保てなくなり、生命の危機に直結する可能性があります。

エンストとは本来そういった危険があるためにリコールになりやすい現象です。


他の件も含めてリコールがご自分の車種で発生している場合は、必ず対策を行いましょう

 

コメント

このブログの人気の投稿

ジムニーJB64のR06Aエンジン用の点火プラグについて

【慣らし終了】【1000km】【フェーズ2】【慣らし運転】JB64ジムニーで慣らし運転中 納車時のオイルは早めに交換した方が良い

デンソー製燃料ポンプ不良におけるジムニーおよびジムニーシエラのリコールについて