車のエンジンルーム掃除のおすすめ 私はこうやってほぼ毎月掃除しています

1.エンジンルームを掃除した方が良いわけ

  エンジンルームを綺麗にすると見た目が良いのはもちろんですが、掃除している過程で不具合を見つけることができます。

つまり不具合を初期の段階で見つけることで、修理費を安く抑えることができるわけです。

エンジンルームに限りませんが、特にエンジンルームには部品が多く集まっているため効果的に点検を兼業することができるようになっています。

 これまでに事前に見つけた不具合は下記のようなものです。すでに失念しているものもあります。

 

  • ボンネットストライカーを閉じておくためのバネが劣化してサビていた(新車納車から7年以内)
  • ブローバイホースが劣化してひび割れが発生していた。なおブローバイガスの漏れは発生していなかったためホース交換のみで修理が完了した。
  • ラジエターアッパーホースからの冷却水漏れ。漏れていた冷却水は微量だったためホース交換とクーラント交換で修理完了。ラジエターやロアーホースは交換なしで21年間車を乗り切った。
  • ウォッシャー液を通常はディーラーが補充してくれていたが、半年ほどウォッシャー液が補充されていなかったようで、残量が少なくなっていたため自分で補充しておいた。

 

2.どのように掃除するか

 掃除に使う溶剤は以前はアーマオールを使っていましたが、最近は同じような成分で廉価であるタイヤクリーナーを使っています。

 埃などで汚れている部分をウェス(雑巾)で溶剤を付けて掃除するだけです。

汚れている部分すべてを綺麗にするのは心が折れるため、極端に汚れていたり、汚れが目立つ部分や機になる部分だけを掃除するようにしています。

これを継続的に掃除することで徐々に汚れていない状態を維持することが出てきています。

おそらく溶剤に埃を寄せ付けにくい成分があるためだと思います。

水ぶきだけだと2か月後にはかなりの埃が再付着します。

 シリコンオイルは導通部分や電極にシリコン皮膜を作成して電気的な導通を遮断する可能性があるため、使っていません。 

1回の掃除は10分から30分の間です。

長い時間掃除することは私には向いていませんでしたが、短い時間の掃除はなかなか楽しいものがあります。 

全部を一度に綺麗にすることを考えると、毎回掃除するのが苦になりますので、ちょっとずつ掃除する程度で考えておくと良いと思います。

それでも全く掃除していない車とは雲泥の差になります。

 

金属部分、ゴム・プラスティック部分に関わらずすべての部位を掃除していますが、各種ベルトだけは掃除しません。溶剤が影響して逆に劣化する可能性があります。

 

3.頻度はどの程度を目安にするか

 1か月に1度ほどが目安です。

それで綺麗な状態を維持することができています。

ただし点検の前はちょっとだけ掃除してから点検に出すこともあります。


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