【冠水路走行後】冠水路を走行するとブレーキが効きにくくなりますので、制動機能回復の即時対応をしましょう
JB64のブレーキ構造 フロントはディスクブレーキ。 リアはドラムブレーキです。 フロントのディスクブレーキは水に濡れても乾きやすいですが、ドラムブレーキは密閉構造とはいえ水が浸入しますので、極端にブレーキの効きが悪くなります。 リアのドラムブレーキが水によって効きにくくなったときの対応方法 まずはブレーキの機器をポンピングブレーキで確認しましょう。 タイヤだけが水につかった程度であればドラムブレーキの機器は悪くなりませんが、ブレーキドラムが水につかってしまうとブレーキの効きが悪くなります。 普通にブレーキを踏んでも効きませんので、水路を脱出したらすぐにポンピングブレーキでブレーキの効きを確認してください。 リアブレーキが水の影響で効きが悪くなっている場合、通常走行時と全く異なるブレーキの効き具合になりますので、すぐに気が付きます。 気が付かないレベルであればブレーキ性能は劣化していませんので、以下の手順は不要です。 ブレーキの効きが悪くなっている場合は、サイドブレーキを聞かせながら少しの距離を走行してください。 それでドラムブレーキが発熱してブレーキの効きが戻ります。 ブレーキの効きが戻り切ってもサイドブレーキを引いたままだと、左右に車体が降られて安定しませんので、100mも走ったら再度ブレーキをリリースしてブレーキの効きを確認してみましょう。 水没路走行後にサイドブレーキの解除を忘れて1kmほどサイドブレーキをかけたまま走行したことがありますが、走りにくいのですぐに気が付きます。 ブレーキドラムの水没具合によりますが、ジムニーのノーマル車高の場合、30cm以上の水深の路面を走行した場合はデフも水につかっていると推測しますので、早めにデフオイルとミッションオイルの交換をお勧めします。 サイドブレーキを引いたまま走行する場合は、2駆の状態で構いません。